この西日本豪雨では、死者が200人以上に上り、数千人が今なお避難所で暮らしています。被災地のインフラ、農業、経済への被害は甚大です。今回、義援金を贈呈することで、SCCIJは被災地の住民やコミュニティに連帯を示す考えです。
具体的には、大きな被害を受けた広島県、岡山県、愛媛県の各県に100万円(約8,900スイスフラン相当)ずつ寄贈することが、SCCIJの執行委員会によって決定されています。SCCIJは、行政コストに費やされる寄付分を最小限に抑えるべく、自治体を直接支援することを選択しました。
「洪水や土砂崩れは、残念なことに、スイスでもよく起こる災害で、多くの人々がその悲惨さについてよく理解しています。」とSCCIJのミハエル・ムロチェク会頭は心を寄せ、この支援が被災地全域の迅速な復興促進に役立つことを望むと述べました。