アートとデザインの中心地 ― ローザンヌ

Local news, 06.03.2018

ローザンヌ美術大学に焦点が当てられた「スイス カルチャー トーク」イベントの初回には、100人を超える参加者が集いました

© 在日スイス大使館

在日スイス大使館主催の連続イベント「スイス カルチャー トーク」の初回は、3月6日に東京のSHIBAURA HOUSEにて、デザイン、アート、教育、クリエイティブ・エコノミーをテーマに開催されました。特に、スイスでトップクラスに位置づけられ、デザイン・写真・グラフィックデザイン・映画・ニューテクノロジー・アートの分野で有名な、ローザンヌ美術大学(ECAL)に焦点が当てられました。ECALを代表して、アレクシス・ゲオルガコポウロス学長とスイス人のアーティストでECAL卒業生のマノン・ヴェルテンブロック氏の二人がゲストスピーカーとして招かれました。

在日スイス大使館のジョナス・プルヴァ文化・広報部長によるオープニングスピーチに続き、ヴェルテンブロック氏は、鏡-身体とイメージの誠実さをテーマにしたプレゼンテーションを行い、聴衆を魅了しました。 また、同週「アートフェア東京」で公開された最新の作品を紹介しました。その後、ゲオルガコポウロス氏が登壇、スイスと海外におけるECALの創造的なアイデンティティーの歴史と将来の展望について詳説し、プレゼンテーションは、質疑応答で締めくくられました。参加者にはオーディオデバイスが提供され、同時通訳が付きました。

なお、続いて行われた夜のレセプションは、前ECAL学長であり、芸術文化勲章オフィシエを持つ、ヴォー州ワイン生産者協会会長、ピエール・ケラー氏の乾杯の挨拶で始まり、ケラー氏がセレクトしたラヴォー地区の葡萄畑のスイスワインが振る舞われました。