「Support Our Kids」プログラム参加者が、ギ―・パルムラン スイス連邦大統領とトーマス・バッハIOC会長と面会

Local news, 24.07.2021

スイスでのホームステイプログラムに参加した日本人学生2名が、ギ―・パルムラン スイス連邦大統領とトーマス・バッハ 国際オリンピック委員会会長との面会に招待されました。

(左から) 熊谷秀人氏、トーマス・バッハ IOC会長、ギー・パルムラン スイス連邦大統領、吉田柚葉氏
(左から) 熊谷秀人氏、トーマス・バッハ IOC会長、ギー・パルムラン スイス連邦大統領、吉田柚葉氏 ©国際オリンピック委員会

2021年7月24日(土)、NPO法人Support Our Kidsと在日スイス大使館の主催によるスイスでのホームステイプログラム(2020年)に参加した日本人学生、熊谷秀人さん(19歳)と吉田柚葉さん(18歳)が、IOCオリンピッククラブにて、ギ―・パルムラン スイス連邦大統領とトーマス・バッハ 国際オリンピック委員会(IOC)会長との面会に招待されました。

秀人さんと柚葉さんは、Support Our Kidsの参加者を代表し、パルムラン大統領とバッハ会長に感謝の気持ちを伝えました。面会では、東京2020大会の開会式がもたらした大きな感動と、同式に用いられた高度な技術力について語り合われたほか、学生二名は、将来の目標を語り、今後もスイスやIOCとのつながりを大切にしていきたいと述べました。

2011年東日本大震災の被災地を故郷に持つ柚葉さんと秀人さんは、家屋の崩壊や友人の犠牲になるなど、震災の被害を受けました。彼らは、他の学生たちとともに、2020年1月にスイスで行われたホームステイプログラムに参加しました。

2020年のスイス滞在中には、ユースオリンピックが開催されたローザンヌや、トーマス・バッハ会長と初めて面会を行った国際オリンピック委員会(IOC)本部をはじめ、ジュネーブにある国際機関や観光名所などを訪れました。NPO法人Support Our Kidsと当館が主催した本ホームステイプログラムは、東北を代表する若者たちがグローバルな視野を持ち、長期的な復興を担っていくリーダーとなることを目的としており、東京2020大会開催に向けた、当館のパブリック・ディプロマシー・キャンペーン「スイスへのとびら」の一環として、2019年と2020年に2回、ホームステイプログラムを開催しました。