スイスフェスタ開催中の福島市を公式訪問

Local news, 14.10.2018

駐日スイス大使および大使館職員が、2020年東京五輪ホストタウン事業のパートナーの一つである福島市を訪問。木幡市長との会談を行い、スイスフェスタ見学やコンサート鑑賞を行った他、小学生を対象にスイスについての授業を実施致しました。

スイスフェスタ開催中の福島市にて
ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使と木幡浩 福島市長 © 在日スイス大使館

ジャン=フランソワ・パロ 駐日スイス大使が10月14日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたスイス連邦のホストタウンである福島市を訪問致しました。

パロ大使は、スイス・パネル展を訪れ、木幡浩 福島市長と会談を行った他、ハーゲン弦楽四重奏団の演奏会の舞台で祝辞を述べました。同弦楽四重奏団は、日本でも複数回コンサートを行い、アークノヴァ・プロジェクトを通して東北の復興を支援してきたスイスのルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーでもあります。当会談と演奏会には、在日スイス大使館 文化・広報部長のジョナス・プルヴァも出席致しました。

その後、郡山市に移動し、アイスショー「浅田真央サンクスツアー福島公演」を鑑賞した他、東日本大震災で被災した子ども達の継続した自立支援を目的としたプロジェクト「Support Our Kids」の代表団と面会を行いました。当大使館もその活動趣旨に賛同し、協力している本プロジェクトをフィギュアスケーターの浅田真央さんは、2012年から支援されています。

同期間中、福島市内では民族音楽と食文化を紹介する「スイスフェスタ」が開催され、アルプホルンやヨーデルの演奏が披露されたほか、ホット・チョコレートやスイス料理「ラクレット」の無料提供には1時間待ちの行列ができるほどの盛況ぶりを見せました。

またパロ大使の訪問に合わせて 、在日スイス大使館職員が福島市渡利小学校を訪問し、同国に関する授業を実施いたしました。スイスをより身近に感じてもらおうと、同日の給食にはスイス料理が取り入れられました。

スイスフェスタ開催中の福島市にて
ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使と「Support Our Kids」の子どもたち © Support Our Kids