松本とグリンデルワルトの姉妹都市提携45周年

Local news, 25.04.2017

アルプスの2つの町が姉妹都市提携45周年を迎えるにあたり、4月25日と26日にグリンデルワルトの代表団が松本を訪問しました。

45年間の友情を祝うグリンデルワルトからの代表団と松本市の関係者や市民の方々

1972年に、日本の安曇村とスイスのグリンデルワルトが姉妹都市提携を結びました。2005年4月1日に安曇村が松本市と合併した後、松本市とグリンデルワルト双方が姉妹都市関係を継続することに合意しました。このため、2017年は姉妹都市提携45周年となります。この機会に、グリンデルワルトのクリスチャン・アンデレグ村長率いる26名の代表団が松本市を公式訪問し、菅谷昭市長をはじめとする市の関係者や市民たちから歓迎を受けました。松本市で開かれた公式歓迎会は、これまでの提携の功績を称えるとともに、この特別な関係をこれからどのように発展させてゆくかを考える機会となりました。

ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使は、二国間関係におけるこのような自治体提携の重要性について語りました。「自治体提携は、特に45年も前に結ばれたものであればなおさらですが、二つの地域社会の政治的、社会的、文化的生活にとって重要な要素です。しかしそれだけではありません。我々の場合はスイスと日本となりますが、二国間関係にとっても大きく貢献しているのです。皆さんの自治体提携、そして日本とスイスの自治体間で結ばれている他の17の提携のような両国の市民・地域社会間の特別な関係のおかげで、我々両国の関係は良好であるとともに揺るぎないものであり、純粋な友情に根ざしています。」