2020年東京五輪ホストタウン事業でスイスのパートナーとなる3つ目の都市が決定

Local news, 27.04.2018

日本政府は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるスイスの新たな「ホストタウン」として、正式に大分市を選出しました。

2020年東京五輪に向けて大分市がスイスのホストタウンに決定 ©在日スイス大使館

東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局は、4月27日に最新のホストタウン一覧表の中で、大分市が正式にスイスのホストタウンとなったことを発表しました。これを受けて、ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使は関係者への挨拶のため来月大分市を訪問し、市民とスイス人オリンピック選手との交流イベント計画をスタートさせます。

大分市は1981年から毎年大分国際車いすマラソン大会を開催しているため、特に車いすレース選手たちを歓迎する機運が高まっています。この大会では、37回中20回でオリンピック・メダリストのハインツ・フライやマルセル・フグといったスイス人選手が1位を獲得しています。

ホストタウン事業は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会前と会期中に、日本人、外国、来訪するオリンピック・チームとの間で教育やスポーツ面の交流を推進するために日本政府が考案しました。日本中で紹介イベント、講演会やワークショップが開催され、アスリート、東京以外の場所に住む日本人、外国人全般に向けて2020年の後も続くような友情を育む機会を提供します。

2020年に向けて大山崎町と福島市がスイスのホストタウンになったことが、それぞれ2016年6月と12月に発表されています。