この祝賀会は1864年2月6日に調印された修好通商条約から160年の節目を記念するものです。スイス人ヨーデル歌手シモーネ・フェルベルと日本人ヨーデル歌手伊藤啓子による心揺さぶられる国歌演奏で宴の幕が開きました。続いて、アンドレアス・バオム駐日スイス大使と盛山正仁文部科学大臣が開会あいさつを行いました。両名とも、科学、技術、イノベーションにおけるスイスと日本の協力の可能性が大きいことを強調しました。日本スイス友好議員連盟会長でありバイタリティ・アンバサダーを務める衛藤征士郎衆議院議員による心のこもった乾杯で式典が締めくくられました。
その後も祝賀は続き、ジェームズ・バールゲスの音楽演奏にシモーネ・フェルベルと伊藤啓子のヨーデル歌手二人が加わり、文化の融合という美しい調和が生まれました。この催しでは他にも歴史的なジラール・ペルゴの時計の展示や、スイス時計協会FHによるパネル展示、モンタージュによる友好の歴史を振り返る見事なプロジェクションマッピングなども行われました。さらに、「ロボクレット」のおかげでイノベーションという要素が加わりました。来場者は精密さと伝統とイノベーションの融合の象徴であるロボットが提供するラクレットを楽しみました。
また、この祝賀会で新しいバイタリティ・アンバサダー5名が発表されました。テレビタレントの春香クリスティーンさん、バレエダンサーの上野水香さん、モデルで写真家のバジル・クレーアさん、ファッションデザイナーでアーティストのフグラー和さん、刀鍛冶のヨハン・ロイトヴィラーさんです。アンバサダーの皆さんには2025年大阪・関西万博に向けて交流を促進するとともに、スイスと日本の二国間関係に活力ある未来をもたらすお手伝いをしていただきます。
Vitality.Swissプログラムは両国の歴史上の重要な出来事を振り返ったり、2025年大阪・関西万博のスイス館に至る共創を育んだりして、160年の友情を祝います。
160周年について詳しくはこちら:Vitality.Swiss