アンドレアス・バオム大使からのご挨拶
在日スイス大使館のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
スイスと日本の外交関係は、徳川幕府とエメ・アンベール=ドロー率いるスイス連邦代表団が1864年に修好通商条約を締結した時に始まりました。それ以来、両国の関係は発展を続け、その成果は強い経済関係、科学技術や教育分野での協力、高官レベルの訪問回数の多さ、豊かで多様性に富む文化交流などに現れています。2014年には日本・スイス国交樹立150周年を迎えました。この年だけで250を超えるイベントが日本各地で開催され、様々な分野で両国のつながりを深めるために大いに貢献しました。
スイスの公館として、大使館は両国の外交関係に関わるあらゆる事案を取り扱います。政治、経済・金融、法務、科学、教育、文化、観光などの分野でスイスの利益を代表します。
在日スイス大使館には、政治、経済、文化関連の案件を扱う伝統的な部門に加えて、科学技術部があり、両国の科学分野での協力を推進する役割を担っています。また、輸出と投資促進を専門とするスイス・ビジネス・ハブもあります。さらに、スイス政府観光局の日本支局が置かれており、休暇、旅行、会議の目的地としてのスイスを日本で広報することを主な業務としています。
このウェブサイトの目的は、二国間関係についての実用的な情報を含めた、大使館のサービスや活動についての情報を提供することにあります。日本にお住まいのスイス国民の皆さんやスイスのビザ(査証)を希望される外国籍の方々は、大使館領事部が提供するサービスについての詳しい情報もご覧いただくことができます。
私事になりますが、私はベルン、アンカラ、オタワ、ニューヨーク、アブジャ、テルアビブ、ニューデリーを経て、2020年10月から東京で大使の任に当たることになりました。スイスとよく似た考えを持つ長年のパートナー国である日本でスイスの利益を守る任務に就くのは私にとって特別な意味を持っています。この素晴らしい両国関係をさらに発展させることを楽しみにしています。
アンドレアス・バオム
駐日スイス大使