
モネ、ルノワール、セザンヌ、ブラック、ピカソなど、「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」は東京の国立新美術館に多くのアートファンを集めることになるでしょう。本展は2月14日に開幕しましたが、その前日2月13日に開会式が行われ、国立新美術館長・青木保氏、中日新聞社長・大島宇一郎氏、駐日スイス大使・ジャン=フランソワ・パロ、E.G.ビュールレ・コレクション財団理事長・クリスチャン・ビュールレ氏が挨拶しました。展示される作品64点の多くが日本初公開となります。
防衛装備を含むビジネスで成功を収めた実業家エミール・ゲオルク・ビュールレは、1936年から1959年の間に世界で最も優れた美術コレクションの一つを築き上げました。彼の死後、コレクションの大部分はチューリヒのE.G.ビュールレ・コレクション財団に移管されましたが、これらの作品は2020年にチューリヒ美術館新館に移管される予定です。このため、本展はコレクションの傑作の多くをスイス国外で見ることのできる最後の機会になるはずです。5月7日まで東京で展示された後、本展は九州国立博物館(5月19日から7月16日)、名古屋市美術館(7月28日から9月24日)へと巡回します。