「Friends of Humanitarian Action」参加者 日本赤十字社社長と交流

Local news, 01.12.2017

日本赤十字社社長・近衛忠煇氏は、スイス大使公邸で各国大使などVIPを前に、2009年から2017年まで務めた国際赤十字・赤新月社連盟会長としての自身の体験を語りました。

スイス大使公邸にて近衛社長と出席者 ©日本赤十字社

12月1日、スイス大使公邸に各国大使、参議院議員・猪口邦子博士、内閣府・外務省・厚生労働省の代表者、国連大学学長、在日国際機関代表部や国際赤十字委員会の代表者などVIPゲストが「Friends of Humanitarian Action」として集まり、日本赤十字社社長・近衛忠煇氏に会いました。近衛社長は、ちょうど同日から始まった日本赤十字社の「NHK海外たすけあいキャンペーン」の概要を参加者に説明し、支援のメッセージを寄せてくれた大使たちに感謝を表しました。メッセージはキャンペーンの特設サイトで公表されています。

2009年から2017年までの国際赤十字・赤新月社連盟会長としての経験を振り返って、近衛社長は彼の組織にとっての8つの課題、つまり、各国組織の能力を強化すること、赤十字ボランティアの動機づけを行うこと、法令順守、統合性、災害対策、人の移動、人道的教育、資金調達を取り上げました。近衛社長は、「Friends of Humanitarian Actionは、もっと多く、より良く、もっと遠くまで届くよう活動するという我々の夢を叶える大きな可能性を持っています」との信念を表明しました。